藤田承紀さん

vol.10 菜園料理家 藤田承紀さん

もち麦&野菜チップス。この組合せなら、野菜嫌いな子どもたちにも、美容が気になる女性にもおすすめできます!

イタリアでの修業時代を経て、菜園料理家として活躍する藤田さん。「食卓に笑顔を」をモットーに健康的な野菜たっぷりのレシピを広めるため、各地でお料理教室を開催しています。今日は、レッスンにも参加させていただき、野菜と雑穀、中でももち麦との組合せの魅力について伺いました。

——お料理教室でももち麦をはじめ、雑穀をよく取り入れているのだとか。

 はい!もち麦はもちろん、大麦や押し麦、キヌア、アマランサスなど様々な雑穀を取り入れています。僕が得意とするイタリア料理では大麦がよく使われますし、 近年では他の雑穀も取り入れられてきています。
 また、まだまだ雑穀類って「使ってみたいけど、どう食卓に取り入れていいかわからない…」とおっしゃる方が多いので、教室などで実際に手に取って使ってもらうことで健康にも良い野菜と雑穀の組合せを広めていきたいですね。

——今日の教室のレシピも美味しそう!

 ありがとうございます。今日は、後ほどもち麦のレシピを撮影するので、教室ではキヌアを使ったレシピにしています。グリルしたチキンに塗ってあるマスタードには、茹でたキヌアがたっぷり入っていて、食感がまるで「粒マスタード」。そこにハーブとパン粉をふっています。もち麦でも、同じように粒マスタード風にできますよ!

——“主食”として雑穀を使うときもありますか?

 「あさりともちきびの白ワイン煮」(左下)や「焼きなす、ほたて、大麦のタルタル」(中央下)など前菜に使用しても、食感が楽しくなり、食べ応えも出るので喜ばれます。でも、主食となるリゾットやパスタ系に加えると、より雑穀をたくさん食べられます。
 写真のように「小松菜ペーストともち麦のリゾット」(右下)や「鶏ひき肉と大麦とブロッコリーの煮込みソースオレッキエッテ」(右上)などリゾットやパスタに加えると主食メニューの中に食物繊維を手軽にプラスできますよ!

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——今回のレシピのポイントは?

 旬のれんこんは、油でじっくり、カリッとするまで揚げることで、香ばしく甘いれんこんチップスに。リゾットにもち麦を加えるだけでも食感にアクセントはつけられますが、チップスで子どもたちも喜んで野菜を食べてくれます。揚げ野菜のレシピは子どもから大人まで幅広い年齢層の方に好評で、今年の夏には、チップスの専門書も出版しました。
 そうそう、もち麦には英語で「ダイエタリー・ファイバー」ともいわれる食物繊維が豊富です。白米と比べても低カロリー。今回のチップスのように、揚げ物と合わせるときにも、食物繊維豊富なもち麦と組み合わせればダイエットが気になる女性にもおすすめの一品になりますよ!

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「大麦ごはん」(実業之日本社)が発売されています!今回ご登場いいただいている藤田承紀先生のレシピも掲載されています。●豚肉のシチリア煮 ●鶏と大麦のガランティーノ ●鶏もも肉の大麦マスタード添え ●イタリアンチョッコラート ※P92~95 参照ぜひ、一度お試しください♪

菜園料理家 藤田承紀

菜園料理家。イタリア・トスカーナ地方のレストラン「IL PELLICANO」や、ローマの老舗「AL CEPPO」にて伝統的なイタリア料理を学ぶ。イタリア各所の町やワイナリーを巡り、料理、ワイン、建築などイタリア文化全般への造詣を深めた。帰国後は「食卓に笑顔を」をモットーに料理家として活動を開始。自然農法、有機農法による野菜作りにも取り組み、直売所やレストランに出荷している。

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