山田玲子さん

vol.6 料理研究家 山田玲子さん

わさび風味の和サラダでおもてなしに。日本のソウルフード“おにぎり”にももち麦。世界に向けて発信したいわね!

日本国内にとどまらず、海外在住の日本人向けに現地でお料理教室を主宰する山田玲子さん。今回は、見た目が華やかで食べ応えあるサラダや、日本人のソウルフード“おにぎり”でのコミュニケーションなどもち麦の魅力について教えていただきました。

vol5_img2

——海外でもお料理教室をされているとか?

そうですね。アメリカやシンガポールにお住まいの方々へも和食を中心としたおもてなし料理の教室を開催するため、出張しています。海外にお住まいの主婦の皆さんでも、日本国内の玄米&雑穀ブームに続く“麦ブーム”を、キャッチされていますね。もちろん、スーツケースいっぱいにもち麦を入れていきます。やはり、海外のスーパーではまだ押し麦が中心ですから、もち麦のプチプチ感やもっちり感には反響が大きいですね。

——今回のレシピのポイントは?

vol5_img3

見た目は洋風のカクテルサラダのような趣ですが、わさび風味の味付けなので和食でのおもてなしの日に合わせやすいサラダです。ガラスの器やグラスに具材を順番に入れても美しいですし、小さなお重にボーダー状に詰めていけば、開けたときのインパクトもありますね! サラダなら難しい調理は必要ありませんから、もちろん普段の食卓へも。また、水分の多い野菜を使っていないのでお出かけの日のお弁当にも最適です。

——先生の「おにぎり外交クラブ」でももち麦を使われているとか。

vol5_img4酢はすとごまが入ったもち麦ご飯のおにぎり

私がまだ学生の頃、国際キャンプへボランティアへ行った経験があります。そのとき、海外経験のない子どもたちがコミュニケーションをとる際、おせんべいとキャンディーなどのお菓子を交換したり、食を通して会話がはずむシーンをたくさん見ていました。これが、私が食の仕事を志すきっかけとなりましたが、中でも「おにぎり」は私にとって一番のコミュニケーションツールです。ボランティアでもイベントでも、差し入れはおにぎり。誰でも手軽に食べられて、しっかりお腹いっぱいに。具材に驚いたり、やっぱり手で一つひとつ握られたおにぎりって嬉しいでしょう!? 健康を考えて、また、食感を良くするためにもち麦入りが定番。全部白いご飯だけより、もち麦ご飯も加わると、「もう一つ食べたいな」って思ってもらえます。近日中には、このおにぎりのレシピ本でももち麦ご飯のおにぎりをご紹介する予定です。

——「着せ替えご飯」ってどうかしら?

前回(Vol.5)も、“いつでも何にでも、使いやすい”ことがもち麦の魅力とお伝えしましたが、もう一つ皆さんに覚えて欲しいのが「着せ替えご飯」という考え方。今日はカレーだから玄米に、今日はちらし寿司だからもち麦に、焼き魚と煮物のシンプル和食の日は雑穀ご飯を彩りに。おかずにだけ工夫を求めてしまうけれど、“ご飯”を変えてみるだけでも食卓の印象や食べ応えは変わるはず。ご飯の着せ替えで、日々の食卓を楽しくしたり、サラダやキッシュなどの健康的なボリュームアップをしたり、様々なもち麦の魅力に触れてみてくださいね!

「大麦ごはん」(実業之日本社)が発売されています!今回ご登場いいただいている山田玲子先生のレシピも掲載されています。●鶏の麦煮●ミルフィーユサラダ●大麦と生ハムのバジルソース●アスパラのフリッタータ※P68~71参照ぜひ、一度お試しください♪

料理研究家 山田玲子
フェリス女学院大学卒業後、1995年より浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。料理&おもてなし術の講習や出張料理教室を国内外で行うほか、食品会社のレシピ開発も手がける。

山田さんのもち麦レシピへ